ブログ - パート 3

みなさまこんにちは
3月末になって一気に春めいてきました。桜も満開、見頃ですね。

今日は院内で患者安全の勉強会を行いました。
今日取り上げた話題は「失敗」について。
医療機関で「失敗」と聞くと、医療ミスというイメージがあるかもしれません。
もちろん失敗は起きてはいけないことではありますし、日々十分に注意しながら診療を行っています。
しかし最近の医療現場では、「人間は必ずミスをする」という前提に立って、その上でどういう対策を立てるか、とう潮流が一般的になっています。

対策の立て方も思いつきではいけません。
そこで「対策の立て方」について勉強しました。

何よりも患者さんの幸せのために。
これからも当院は前進してまいります。

理事　福井 慶太郎 

みなさまこんにちは。

みなさまは「産業医」という言葉を聞いたことがありますでしょうか。
産業医は、企業の健康管理の相談に乗るお医者さんです。
皆さんの会社にもいらっしゃるかもしれません（従業員数50人以上の職場に産業医の配置が義務付けられています）。
産業医の専門医の先生もいらっしゃいますが、日本にはたくさんの企業があり専門の先生方だけではまかないきれないため、わたしたち一般の医師も産業医資格を持ちその活動を行っています。

東京での半日の研修では、職場でのタバコの話、働き方改革の話、労働に関する法律の話、ホワイト500の話、ストレスチェックの話など、とても勉強になる話ばかりでした。

仕事が原因で病気にならないように。そして病気があっても無理なく働けるように。
産業医活動を通して、地域を元気にしていきたいと思います。

みなさま

今年の冬も寒い日が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか。

さて当院では12月1日より電子カルテを導入しました。
まだ電子カルテに慣れておらず患者さまにはご迷惑をおかけすることもありますが，スタッフ一同頑張って慣れていっておりますので，ご協力のほどよろしくお願いいたします。

ところで電子カルテにすると何がいいのでしょうか？
電子カルテのメリットはいくつもありますが，まず診療の効率が上がるという点があります。たとえば患者さまの血液検査データがグラフ化できたり，過去の診察の情報を短時間で検索できたりします。

また，診療の安全性がたかまるという点もあります。体に合わないお薬や，薬どうしの飲み合わせなども自動的に電子カルテがチェックして危険をお知らせしてくれたりします。

まだまだ電子カルテに「使われて」いますが，早く慣れて，より良い診療が提供できるよう頑張ってまいります！

みなさま

台風も去り秋晴れが続いておりますが，皆さまいかがお過ごしでしょうか．
当院ではなるべく待ち時間が短くなるよう日々改善を重ねておりますが，11月，12月はインフルエンザワクチンの接種や風邪が流行る時期であり，多くの患者さまがいらっしゃいますため，待ち時間が長くなっていますことをお詫び申し上げます．

待ち時間を少しでも快適に過ごしていただくため，待合室にステキな音楽を流しております．季節にあった音楽をと考え，秋はしっとりとしたJAZZを流しております．写真は新調したスピーカーです．待合室の片隅にひっそりおいてありますが，部屋全体に音が広がるすぐれものです♪

みなさまこんにちは

朝晩はだいぶ涼しく過ごしやすくなってきました．外での運動にも取り組みやすい季節ですね．

さて毎年秋には家庭医療専門医が集まる研修会が開催されるのですが，今年も東京で開催され福井慶太郎医師が参加してきました．どんなことを学んできたのか、主なものを簡単にご紹介いたします．

1）まず最初は癌治療と緩和ケアを専門とする先生のお話でした．わたしたちのような診療所では抗がん剤の治療を直接行うことはあまりありませんが，そのような治療を受けながら血圧やコレステロールについては当院に定期的に通院されている患者さまもいらっしゃいます．そんなとき，もし抗がん剤の副作用かもしない症状があったらどんなことに注意して対応すればよいのかを勉強しました．また最近テレビでも話題になっている免疫療法とはどういったものなのかなどのお話もありました．なかでも大切だと感じたのは，わたしたち診療所は長年みなさまとお付き合いしているなかで，大きな病気を患った時や，死というものを迎える時に，どんなことを皆さまが大切にしているのかを常日頃伺いながら，一人ひとりにあったケアを考えることだと思いました．

2）次に学んだのは，信頼に足る医学情報とはどういうものかを学びました．テレビでも医療についての情報が流れない日は無いほど溢れています．私も時々診察の時に患者さまから「テレビで私の病気についてこんなこと言ってたけど本当ですか」，「新聞に私の飲んでいる薬のことが書いてあったのですが大丈夫でしょうか」などご質問をいただくことがあります．そんな時にわたしが拠り所とするのが医学論文です．根拠のある説明をきちんとできるようになるためには，信頼に足る医学論文を読み，それを患者さまにわかりやすく説明することが大切です．しかし医学論文もピンきりであり，どのような論文が信頼できる良い論文なのかを見極める目が必要です．それを今回深めてきました．皆さまもテレビや新聞での情報で不安があれば是非診察の時にご質問ください．一緒に考えていきたいとおもいます．

このように専門医になってからも日々勉強です．何よりも患者さまのよりよい生活のために今後も精進してまいります．お読みいただきありがとうございました．

みなさまこんにちは

秋になり暑かったり涼しかったり、体調管理が難しい季節になりましたがいかがお過ごしでしょうか。

さて皆さまは「総合診療医」という医者をご存知でしょうか？

当院医師の福井慶太郎はこの「総合診療」を専門としており，2018年からスタートする新専門医制度の中で内科，外科，産婦人科や小児科とならぶ基本的な診療科目の1つとして新しく位置づけられることになりました．

日本でこれから産声をあげようとしている総合診療科も，アメリカやイギリスなど多くの国では数十年以上も前からひとつの診療科として，地域の方々の日常的な健康管理を担当しています．つまり「かかりつけ医の専門家」になります．

新しい専門医制度の中で総合診療科が位置づけられるのに合わせて，日本プライマリ・ケア連合学会が総合診療医を紹介する

特設ページ を設立しました．総合診療医についてわかりやすく説明されています．

一般の方にも広くご覧にいただける内容になっており、総合診療科の理解が深まると思います．

是非ご覧ください！

みなさま

間もなく夏も終わりますね。猛烈に暑かったと思ったら、少し暑さが和らいだり、季節は少しずつ秋にむかっているのでしょうか。

さて8月末になって、特にお子様の間で手足口病が全国的に流行しております。小田原市でも多くの患者さんの報告があります。

手足口病は、ウイルスが鼻や口などから体に入ってきます。体に入ってから1週間以内に、発熱、手のひらや足の裏に痛みと赤みを伴った小さな水ぶくれのようなポツポツが出て来るのが特徴です。また口の中にもポツポツができて痛いので、食べたり飲んだりするのが辛くもなります。小さいお子さんは水分が取れなくなることもあるので注意が必要です。

手足口病には特別なお薬はありません。1週間程度でお熱や痛みは良くなりますが、その間症状を改善させるお薬を使い、自然に改善するのを待ちます。

ご自宅では、手洗いをしたり、患者さんはお風呂に最後に入ってもらったり、タオルを分けたりするほうが良いでしょう。

間もなく学校が始まりますが、手足口病で学校を休まなければいけないという規制はありません。しかし幼稚園、保育園、学校によっては独自に出席停止などを決めているところもありますので、ご確認をお願いします。

もし似たような症状などがありましたら、いつでもご相談ください。

みなさまこんにちは

今日は台風が近づいているせいか天気がすぐれませんね。

先週、当院では改修工事を実施しておりました。

みなさまにはご迷惑をおかけいたしましたが、ご協力いただきましたおかげで予診室が完成しました。

予診室では、診察室に入る前にスタッフが血圧や体温を測ったり、本日の診察で相談されたいことや、受診されるまでどのような症状があったかなどをあらかじめうかがう部屋になります。

狭い部屋で恐縮ではございますが、より良い診療を目指してまいりますので、ご協力お願い致します。

みなさまこんにちは 医師の福井慶太郎です。

暑い日が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか。

当院では7月から在宅医療をはじめております。

在宅医療は、わたしたちが患者様のご自宅に伺い診療を行います。

けれど病院と違って検査する道具などは患者様の家にはありません。

そこで活躍するのがこの往診カバンです。ご自宅で採血検査をしたり、床ずれの処置をしたり、点滴をしたり、色々なことをします。

昔は黒い大きな重たい往診カバンが主流でしたが、今はこんなカバンにいろいろ入れて伺います。

在宅医療・訪問診療についてもっとお知りになりたい方は、当院の在宅医療のページ（リンク：/homecare）を御覧ください。

「私の場合はで在宅診療できるのかな？」など疑問がございましたらお気軽に当院までお電話でご相談下さい（0465-41-2227）