指定医療機関・難病指定医療機関・神奈川県肝臓専門医医療機関(C型慢性肝炎治療・B型慢性肝炎治療)

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ブログ - パート 2

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みなさまこんにちは
医師の福井慶太郎です

さてどんな職業でもそうだと思いますが、私達医師も常に勉強し、最新の知識を得たり、今まで勉強した知識を新しいものにアップデートしたり、生涯勉強が続きます。
私の所属する日本プライマリ・ケア連合学会では毎年秋に大阪で生涯学習研修が行われ、実に30個以上のテーマで講義やワークショップが開かれ、自分の興味のあるものを選択して学ぶ機会があります。
今年は2泊3日でじっくり学んできました。
ちなみに私が学んできたテーマはこれらです。

1 LGBTQの診療
2 健康の社会的決定因子(SDH)を評価するソーシャル・バイタルサイン
3 まちづくりに必要なチカラとは?
4 運動を処方しよう!(スポーツ医学と、マスギャザリングの救護体制)
5 非専門医のためのHIV診療
6 グループ診療に関する書籍執筆の打ち合わせ

どうでしょうか。非常にバラエティに富んだ内容ですね。
家庭医・総合診療医は、幅広い疾患だけでなく、社会的な視点や公平性・公正性を持って日々診療や院外活動を行うため、たくさんのことを学ばなければいけません。
でもそれが、家庭医・総合診療医の楽しいところでもあります!


次回以降のブログで、学んできたそれぞれの内容をまとめて発信できればと思っています。
発信すること自体が、自分の勉強になりますし、少しでも皆様のお役に立てればと思います。

医師 福井慶太郎

6月19日の神静民報に、小田原医師会からの寄稿として、訪問診療の話を書きました。
患者さんとご家族の思いを大切にしながら、家で最期を看取った患者さんの話です。
病院とはちがい、在宅にはそれぞれの「生活」があり、それぞれの「思い」や「人生」があって当たり前の場所です。患者さんやご家族が大切にしていること、そしてその時その時の思いを丁寧に伺いながら、それを叶える医療。それが訪問診療なのです。

訪問診療をお考えの方は、お気軽に電話やお問い合わせフォームから、お問い合わせください。

日本プライマリ・ケア連合学会の年に1度の学術大会が5月に京都で開催されたので行ってきました。
今回の学術大会では、アジアの家庭医の学会も同時開催でしたので、日本全国だけでなく、アジア各国の家庭医たちも京都に集まり、大変盛況でした。

今回の学会に参加して気づいたのは、日本の人口構造が少子高齢化が2025年にピークを迎えたあと、人口減少の時代にはいり地域が徐々に縮小していく中で、さらに総合診療医の役割が大きくなってくるだろうということを実感できたことでした。社会的格差が健康に及ぼす問題を解決し、今後5G通信がもたらす診療スタイルの変化に対応し、AIが診療を支えてくれる中で総合診療医の役割を明確に持っていく必要があると考えます。

私は他の医師とともに患者安全・医療の質についてワークショップを行いました。日々の診療をより良くするためにはどうすればよいか多くの医師と一緒に考える貴重な時間でした。

インフルエンザがだんだん流行ってきました.
熱が出て病院に行ってみたら,インフルエンザと診断されることもあると思います.
今回はインフルエンザの治療について,外来でみなさまからよくうかがう質問を中心に,Q&A方式で解説いたします.

Q1:インフルエンザは薬を飲まないと治りませんよね?
A1:いいえ,インフルエンザは基本的に自然に治る病気です.ただし,以下の方はインフルエンザが重症化する可能性があったり,感染拡大させないためにインフルエンザの薬を使うことが多いです.
・2歳未満もしくは65歳以上の方
・妊婦さん
・持病のある方(糖尿病,気管支喘息,心臓病,肝臓病,腎臓病,肺気腫、がん、ステロイド内服中の方など)
・施設入所者
・赤ちゃんのケアをする人
・医療・介護関係者

 

Q2:じゃあインフルエンザの薬ってどんな効果があるんですか?
A2:健康な人では,インフルエンザの薬を使った場合と使わなかった場合で比較すると,発熱などの症状がある期間を1日前後短縮させます.普通インフルエンザの症状は5〜7日で自然に改善しますが,その1日を大きいと見るか,小さいと見るかはあなた次第です.ただし,上記A1にあるように、小児や高齢者の方,持病がある方などでは死亡リスクや入院リスクを減らすことができますので,内服がおすすめです.

 

Q3:インフルエンザの薬はいろいろあるみたいですが、どう違うんですか?
A3:以下に各お薬の特徴をまとめてみました.

お薬 服用期間 服用回数 薬代(1割負担の方で)
(3割負担は3倍)
効果
タミフル 5日間 1日2回内服 先発 272円
ジェネリック136円
症状を1日縮める
リレンザ 5日間 1日2回吸入 295円 症状を1日縮める
イナビル 1日間 1回だけ吸入 428円 不明(効果が証明されず欧米では未発売)
ゾフルーザ 1日間 1回だけ内服 479円 症状を1日縮める
麻黄湯 3〜5日間 1日3回内服 29円 タミフルと同等(関節痛にはより効くかも)

※薬代は1コースの概算です.1コースとはタミフルなら5日分,イナビルなら1回2本分のことです.実際薬局では調剤料なども加わります.

・ゾフルーザは新薬です.1回飲むだけでタミフルと同じくらいの効果があるのでとてもいい薬のように思えます.しかしふたつの理由から今季に使用するのは個人的には時期尚早だと思っています.1つ目はまだ新薬なので未知の副作用がわかっていないこと.今までも発売してから新しい副作用がわかって発売中止になった薬はたくさんあります.ふたつ目はゾフルーザはタミフルが効かないインフルエンザにも効果があるので,奥の手としてとっておきたいということです.ゾフルーザを乱用するとゾフルーザが効かないインフルエンザが出てきて,本当に必要なときに薬がない!なんてことになってしまいます.感染症の専門家もこのふたつの理由と同じ理由で,今季のゾフルーザの採用を取りやめている病院が多数あります.

・タミフルは吐き気などの副作用が出ることがあります.リレンザ,イナビルは牛乳アレルギーの人は使えません.麻黄湯は心臓の悪い高齢者には注意が必要です.

 

Q4:タミフルを飲むと突然飛び降りたりする異常な行動が出ると昔ニュースで見ましたが大丈夫ですか?
A4:現在,タミフルで異常な行動が出るわけではなく,インフルエンザにかかったことが原因で異常な行動が出ることがわかっています.ある調査で,インフルエンザにかかった人の中で異常行動が出た人を調べると,タミフルやその他のお薬を使った人も,お薬を全く使わなかった人も,同じ程度の異常行動の数が発生していることがわかりました.つまりお薬の有無ではなく,高熱を出すインフルエンザという病気が原因だとわかりました.尚異常行動が起きやすい年齢は思春期だけでなく、5歳頃からも報告がありますので,お子様がインフルエンザと診断された親御様はご注意ください.異常行動が出やすい時期は発熱してから最初の1〜2日です

 

少し難しい話になりましたが,皆様のインフルエンザに対する疑問が少しでも解決できればと思います.

インフルエンザがだんだん流行ってきました.
熱が出て「もしかしたインフルエンザかも・・・」と思われたとき,受診したほうがよいか迷うこともあると思います.そこで外来で皆様からよくうかがうご質問を中心に,インフルエンザの診断についてQ&A方式で解説いたします.

Q1:どんなときにインフルエンザを疑うの?
A1:典型的には38度以上の発熱、のどの痛みなどが急に出てきたときです.特にこの「急に」というのがポイントです.それまでほとんどなんともなかったのに,急に寒気が出てきて上のような症状が出てきたときはあやしいです.しかし,ワクチンを打っていたり,うつされたときのウイルスの量が少ないと軽い症状しか出ないこともあります.

 

Q2:インフルエンザっぽかったら必ず受診したほうがいいの?
A2:以下に当てはまる方は受診したほうが良いでしょう。なぜならこのような方はインフルエンザが重症化しやすく,薬を使って治療したほうがよいからです.
・症状が強くて,つらいかた
・2歳未満もしくは65歳以上の方
・妊婦さん
・持病のある方(糖尿病,気管支喘息,心臓病,肝臓病,腎臓病,肺気腫、がん、ステロイド内服中の方など)
・施設入所者
・赤ちゃんのケアをする人
・医療・介護関係者

一方,もともと持病のない健康な方では,インフルエンザは薬を飲まなくても基本的に自然に治る病気です(詳細はブログ「インフルエンザの話;治療編」).症状が軽いけどインフルエンザが心配だから病院に来て,逆に他の患者さんからインフルエンザをもらって悪化してしまうことがありますので,体調を見ながらご自宅で静養される方法もご検討ください.

 

Q3:熱が出たので職場や学校から「インフルエンザの検査をしてくるように」と言われたが,検査は受けられますか?
A3:検査をする場合も,検査をしない場合もあります.
  そもそも鼻の奥に綿棒を突っ込んで痛い思いまでしてやるインフルエンザの検査はどうしてするのでしょう?それは「診察だけではインフルエンザかどうかはっきりしない場合,それをある程度はっきりさせる」ためです.
つまり逆に言えば,問診をして,熱を測って,のどを診察して,その時点でインフルエンザの可能性が非常に高い場合と,非常に低い場合はそれ以上検査はしません.検査をしないとインフルエンザと診断できないのではないか,と思われるかもしれませんが,そうではありません.そもそもインフルエンザの検査はそこまで正確な検査ではありません.インフルエンザにかかっている人が10人いたら,検査で「インフルエンザ陽性」になるのは,せいぜい7人くらいです.

たとえば,ご家族の中に2日前にインフルエンザの診断となった方がいて,ご本人は今日から急に39度の発熱が出て体がとてもだるく,のどが赤くなっている場合を考えましょう.このような場合,ほぼ9割がたインフルエンザでしょう.このとき検査で陰性だったとしても,インフルエンザの可能性は計算上80%程度であり,検査が陰性でも結局インフルエンザでしょうと診断を下すことになります.痛い思いまでして検査する意味がありませんね.
要は検査をしなくてもインフルエンザと診断できたり,診断書を出すことができる場合があるということです.「学校や職場が検査をしてくるように」というのは,学校や職場が「検査をしないと診断できない」と勘違いしているためであり,結局はインフルエンザかどうかを知りたいだけですので,検査せずに医師が診断した結果をお伝えいただいても何ら問題はありません.ちなみにインフルエンザAかBかは検査しないとわかりませんが,いずれも治療は一緒ですのでAかBかを知るためだけに検査をする,ということもあまり意味はありません.

 

少し難しい話になりましたが,皆様のインフルエンザに対する疑問が少しでも解決できればと思います.

みなさま
今年もインフルエンザワクチンの季節がやってきました.インフルエンザワクチンを注射しようと考えている方,注射するか迷ってる方,絶対に注射しないぞ!と思っている方.皆様にインフルエンザワクチンの大切さを少しでも知っていただき,多くの方に接種を受けていただければと思います.

Q インフルエンザワクチンってどんな効果があるの?
A インフルエンザウイルスによる, つらい症状を抑えてくれます
インフルエンザウイルスがあなたの体に入ることを「感染」,そのウイルスが増えて熱などの症状が出ることを「発症」といいます.インフルエンザワクチンは「発症」を防ぎ,インフルエンザによる入院も避けることができます.「感染」を防ぐの手洗い,マスクも大切です

Q インフルエンザワクチンはどれくらい「発症」を防いでくれるの?
A 自然に発症する人の10人に6人程度の発症を防ぎます
インフルエンザワクチンは万能薬ではありませんが,60%程度の効果があります(年度によって効果は異なります).注射してもインフルエンザになって熱が出たことがある人もいれば,逆に注射しなくても発症しなかった人もいると思います.100%の効果はありませんが,多くの方が接種することで,地域全体のインフルエンザの拡大を抑えることが期待できます.

Q インフルエンザになっても治療する薬があるからワクチンなんて打たなくてもいいんじゃない?
A 健康な人の多くは大丈夫.でも喘息や糖尿病など持病のある人は死に至ることもあります
インフルエンザはかつては「熱の高い風邪」と軽く考えられていました.しかし毎年のように,健康な人でも, 病気を持つ人でも, インフルエンザによる死亡者が出ているのも事実です.必要以上に怖がることはありませんが,接種して症状が重くならないようにしましょう.またあなたが接種することで周りの人へ感染を拡大させないこともできます.特に身近に乳幼児や妊婦さんがいる方は是非接種をお願いします.自分のために,そして周りの人のために.

Q「ワクチンを打てば打つほど免疫力が下がる」って噂で聞いたけど本当?
A 全くのデタラメです
どのワクチンも基本的に打った回数が多いほど免疫が強くなります. インフルエンザワクチンも複数回接種で免疫が落ちないことが研究で証明されています.誤った情報に気をつけましょう.

Q インフルエンザワクチンを接種したら,どれくらいで効果が出るの?
A おおよそ2週間と言われています
体が注射に反応して免疫細胞を作るのに2週間程度かかると言われています.ですので10月の終わりまでには接種することが理想的です.

Q 2回接種するとき,間隔はどれくらいあければいいの?
A 4週間あけましょう

Q インフルエンザワクチンの効果はどれくらい続くの?
A およそ5ヶ月程度です
お仕事や受験など,お一人お一人の生活に合わせて,いつ頃接種すると効果的か一緒に考えていきましょう.

その他インフルエンザワクチンについてご質問がございましたら,遠慮なくご連絡ください(0465-41-2227)

理事 福井慶太郎

みなさまこんにちは

今年は猛暑、台風、地震など本当に自然の脅威を感じざるを得ない夏でしたが、体調はいかがでしょうか。

さて当院ではご自身の力で通院できない方に訪問診療、在宅医療を行なっていますが、そのような方は大人ばかりではありません。小さな赤ちゃんや子ども達も家で頑張って療養しています。ただ小田原ではまだ小児の在宅医療が十分な体制とは言えません。そこで当院が少しでも地域の力になれればと思い、神奈川県医師会主催の小児在宅医療の研修会に、医師の福井慶太郎と看護師1名で参加してきました。

在宅医としての関わり方、人工呼吸器や胃ろう、気管切開チューブの取り扱方、実際に小児在宅をされている先生方からのケアのコツなど盛りだくさんの一日でした。

研修会には小田原の小児科の先生方や、小田原の訪問看護の方々も参加されており、小田原率が高かったです。小田原の小児在宅の未来は明るいのではと期待しています。当院でも少しずつ小児在宅の準備を進めていきたいと思っています。

理事 福井慶太郎

みなさま

今年の夏は非常に暑い日が続いています。
熱中症にならないよう、部屋を涼くしたり、屋外ではこまめに水分を摂り涼しい場所で休憩をとったりしてください。

それでも熱中症になってしまったときの対応を簡単に説明します。
まず熱中症になるとどんな症状が出るのでしょうか?熱中症の症状には3段階あります。

軽い症状 :めまい、大量の汗、筋肉痛、こむら返り
中程度の症状:頭痛、嘔吐、だるい、すこしぼーっとして集中できない
重い症状 :意識がもうろうとする、全身の痙攣、手足がうまく動かせない

中程度の症状があったら病院にかかりましょう
重い症状があったら救急車を呼びましょう

では軽いとき、あるいは病院に行くまではどのように対応したら良いのでしょうか?
1:まずは涼しいところで休みます
2:体を冷やします

 

ここで問題です!
「体を冷やす方法」を皆さんご存知ですか?
次の3つの体を冷やす方法を、よく冷やせる順番(効果がある順番)に並べてみましょう!

A:首、脇の下、太ももの付け根を保冷剤などで冷やす
B:水風呂に入る
C:熱冷まし用シートをおでこに貼る
D:体に霧吹きをかけて扇風機の風を当てる

さあどうでしょうか?
正解は・・・












B→D→A→Cの順番でした!
つまり、1水風呂2霧吹きと扇風機3動脈の近くを冷やす4熱冷まし用シートとなります。特に1,2が有効です。

えっ!?Aが一番じゃないの?と思われた方もいると思います。たしかにAは有名な方法ですよね。お医者さんからもAの方法を勧められたことがある人もいるかも知れません。
2009年に「どうやったら効率よく体を冷やせるか?」という論文が出ており、それを参考にするとこのような順番になります。「体を冷やす方法の論文日々医療の常識は変わっているのです。

ちなみにC:熱冷まし用シートは論文には載っていませんが、面積が小さく、気化熱のメカニズムもないので効率的ではありません。どうぞ参考にしてください。

まだまだ暑い日が続きますので、みなさまどうぞご自愛ください。

福井慶太郎

みなさま

梅雨のジメジメした季節ですがいかがお過ごしでしょうか。

さて、医師の福井慶太郎は日本プライマリ・ケア連合学会に所属しています。この学会には医者だけでなく、看護師さんや薬剤師さん、ケアマネジャーさんなどたくさんの職種の方が参加している学会です。

年に一回、全国からみんなが集まって、各自の学びや研究成果を発表する学術集会があり、今年は三重県の津で開催されました。

福井は学会の「医療の質・患者安全委員会」に所属しており、普段から全国の先生たちと一緒に活動しています。そして今回の学術大会では「プライマリ・ケアのchoosing wiselyのリストを作ろう」というワークショップを委員会のメンバーで開催しました。

Choosing wisely(チュージング ワイズリーと読みます)は多くの方が聞いたことのない言葉だと思います。日本ではお医者さんにもあまり知られていない言葉ですが、海外では患者さん方一般の人も知っている言葉です。これは、病院で診療を受けるとき「こうするといい、こうしない方がいい」という箇条書きのリストで、外国では内科学会や小児科学会などのほとんどの主要な学会が出しているものです。

例えばアメリカ内科学会では

  1. 健康で無症状の人々に対してPET-CT検査によるがん検診プログラムを推奨しない
  2. 健康で無症状の人々に対して血清CEAなどの腫瘍マーカー検査によるがん検診を推奨しない
  3. 健康で無症状の人々に対してMRI 検査による脳ドック検査を推奨しない
  4. 自然軽快するような非特異的な腹痛でのルーチンの腹部CT検査を推奨しない
  5. 臨床的に適用のないル-チンの尿道バルーンカテーテルの留置を推奨しない

という5つの項目が出されています。日本では当たり前にされていることが、外国では推奨されていないこともあります。このリストは「こうしなければいけない」というものではなく、このリストをきっかけに医療者と患者さんが同じ立場で対話をするのを促すツールです。

日本ではまだまだ知られていないこのChoosing wisely。プライマリ・ケアの現場からその活動を日本に広げるため学会でも頑張りたいと思います。

医師 福井慶太郎

みなさま

梅雨になって不安定な気温で体調を維持しにくい季節とですね。毎日の元気はしっかりとした食事と睡眠から。心がけていきたいものです。

さて、当院では訪問診療を始めて間もなく一年がたちますが、この5月から在宅療養支援診療所として、さらに地域の在宅診療に責任を持って臨むことになりました。

在宅療養支援診療所とは、訪問診療を受けている患者様が、24時間いつでも連絡が取れる体制をとることで、安心して在宅療養できるよう支援する医療機関のことです。

今まで通院していたけどそれがだんだん大変になってきたり、病気を持ちながらも入院せず自宅や施設で過ごしたいなど、患者さまやご家族の思いや希望を全力でサポートいたします。

在宅療養、訪問診療についてご質問、ご相談がございましたら、お気軽にご連絡くださいませ。 0465-41-2227

理事 福井慶太郎

医療法人社団 福井内科消化器科クリニック

ご予約・お問い合わせは
福井内科消化器科クリニックまで。

tel0465-41-2227
fax 0465-41-2228
診療時間 日・祝
9:00~12:00
15:00~18:00

休診日:木、日曜日、祝日、土曜日の午後 
※予約制