2017/08/28
みなさま
間もなく夏も終わりますね。猛烈に暑かったと思ったら、少し暑さが和らいだり、季節は少しずつ秋にむかっているのでしょうか。
さて8月末になって、特にお子様の間で手足口病が全国的に流行しております。小田原市でも多くの患者さんの報告があります。
手足口病は、ウイルスが鼻や口などから体に入ってきます。体に入ってから1週間以内に、発熱、手のひらや足の裏に痛みと赤みを伴った小さな水ぶくれのようなポツポツが出て来るのが特徴です。また口の中にもポツポツができて痛いので、食べたり飲んだりするのが辛くもなります。小さいお子さんは水分が取れなくなることもあるので注意が必要です。
手足口病には特別なお薬はありません。1週間程度でお熱や痛みは良くなりますが、その間症状を改善させるお薬を使い、自然に改善するのを待ちます。
ご自宅では、手洗いをしたり、患者さんはお風呂に最後に入ってもらったり、タオルを分けたりするほうが良いでしょう。
間もなく学校が始まりますが、手足口病で学校を休まなければいけないという規制はありません。しかし幼稚園、保育園、学校によっては独自に出席停止などを決めているところもありますので、ご確認をお願いします。
もし似たような症状などがありましたら、いつでもご相談ください。