2019/05/31
日本プライマリ・ケア連合学会の年に1度の学術大会が5月に京都で開催されたので行ってきました。
今回の学術大会では、アジアの家庭医の学会も同時開催でしたので、日本全国だけでなく、アジア各国の家庭医たちも京都に集まり、大変盛況でした。
今回の学会に参加して気づいたのは、日本の人口構造が少子高齢化が2025年にピークを迎えたあと、人口減少の時代にはいり地域が徐々に縮小していく中で、さらに総合診療医の役割が大きくなってくるだろうということを実感できたことでした。社会的格差が健康に及ぼす問題を解決し、今後5G通信がもたらす診療スタイルの変化に対応し、AIが診療を支えてくれる中で総合診療医の役割を明確に持っていく必要があると考えます。
私は他の医師とともに患者安全・医療の質についてワークショップを行いました。日々の診療をより良くするためにはどうすればよいか多くの医師と一緒に考える貴重な時間でした。